更年期の尿トラブルを解消<尿トレーニング編>

テレビでは尿とりパッドのコマーシャルが盛んに流れているけれど、尿トラブルの悩みって恥ずかしくって、なかなか相談できませんよね。

 

MさんのLINEより

今回はこちらのLINEからご紹介しますね。

走ったり、くしゃみしたり、大笑いした時、ちょっとだけ尿がもれる。。。そんな経験はありませんか?私は次女を出産した後、そして、45歳過ぎた辺りに尿もれの経験があります。あなたはいかがでしょう?

ちなみに、女医の関口由紀先生が監修された【骨盤底筋の使い方】と言う本によると、日本排尿機能学会の調査では、尿もれはじめ、『トイレが近い』『トイレまで我慢するのが大変』という症状に悩んでいる人は、国内に810万人もいると推定されているそう。この数は、糖尿病の患者さんの数よりも倍以上多いということなので、「私は尿もれなんて関係ない!」なんて言ってる場合ではないかもしれませんね。

 

骨盤底筋と尿もれ

ただし、尿もれは、自分で治すことも可能です!私も実際、自分の力で治しました。骨盤底筋とお尻を鍛えるトレーニングを毎日自宅でしていたら、知らないうちに尿もれがなくなっていたんですね。

尿もれは、骨盤底筋の衰えと深く関りがあると言われています。では、自分の骨盤底筋がどこにあるか、あなたは分かりますか?どうか今、手で触れてみて下さい!!どこでしょう?骨盤底筋は、腹筋や背筋と同じ筋肉の仲間で、自転車に乗った時、サドルが当たる部分を『骨盤底筋』と言うんですね。ちゃんと手で触れましたか?

『骨盤底筋』は、骨盤を下から支えていて、正しい姿勢をとるのにとても重要な役割を果たしています。また、それだけじゃなくって、尿や便など、排せつに関わる筋肉でもあるので、この筋肉が衰えてくると、尿もれだけでなくって、肛門や膣のしまりも悪くなって、便秘になったり、子宮脱と言って、膣から子宮が飛び出てしまうこともあるんです。体の中の臓器が外に飛び出してくるなんて、想像しただけでも怖いですよね。。。

でも、考えてみて下さい。顔だってお尻だって、歳と共に筋肉が衰えて、たるんで下に下がってしまうんです。だったら、骨盤底筋が衰えてたるんで締まりが悪くなるのも当たり前ですよね。なのに、骨盤底筋は体の下の見えない部分にあるので、今までなんのお手入れもしないで、50年近くそのままで過ごしてきた私達なんです。たるんで、締まりが悪くなっていてもしょうがない。今、気付いて本当に良かったです!!さぁ、今日から一緒に『骨盤底筋』を育て直していきましょうね。


尿もれ、下腹ぽっこり解消! 骨盤底筋の使い方(池田書店)【電子書籍】[ 前田慶明 ]

 

まずはコレ!『尿トレーニング』

骨盤底筋のトレーニングについては、これから機会があるごとにお伝えしたいと思っていますが、まず何からにしようか、考えました。一生続けて欲しいし、自分の骨盤底筋の状態が、今、どんな様子なのか知って欲しい。だったら、コレ!からお伝えしましょう。

その名も、『尿トレーニング』です!!いいですか、トイレに行って尿を出す際、必ず、途中で3回ストップしてみて下さい。検尿みたいじゃないって笑う人もいるかもしれませんが、自分の脳が止まれ!という指令を出した通り、骨盤底筋を締めて、思い通りに尿が止まるか、ぜひ試してみて下さい。「簡単だったわよ~」と言うあなたは、OK!次のステップに進みましょう♪「私、きちんと止められなかった💦」と言うあなたは、どうかトイレに行くたび、これを繰り返しやってみて下さいね。

初めのうちは、なかなか止められないかもしれません。でもいいんです。まずは脳から指令を出して、骨盤底筋を締める感覚をつかんで欲しいんです。イメージしてみて下さい。カバンの手提げを持つ時、指を折り曲げて手にグッと力を入れて持つでしょ。あの感覚です。筋肉が柔軟であれば、脳でちゃんとコントロールできて、骨盤底筋も締めることができるんですね。その感覚を、まずは思い出してみましょう。

 

尿トラブルについては、なかなかざっくばらんに話せないからこそ、ブログでお伝えさせて頂きました。尿を3回止めることができたかどうか、またご報告下さいね!

今回は、更年期の尿トラブル解消<尿トレーニング編>でした。毎日リセット♪