寒くなってきてトイレが近い💦しかもトイレまで我慢できないかも~と、尿モレが心配なあなたにこそ知って欲しい骨盤底筋(こつばんていきん)トレーニングのお話です。
SさんのLINEより
今回はSさんのLINEからご紹介しましょう。
今回、Sさんには、みんなも同じような悩みがあるので、どうかこのLINEを取り上げさせて欲しいとお願いしました。Sさん、本当にありがとうございます。
そして、どうか一人で悩まないで!
私も娘を出産後、尿モレしていましたし、40代半ばぐらいかなぁ、お風呂から出ると、お股からなぜかお湯がこぼれることがありました。今考えると、これもお股の筋肉=骨盤底筋(こつばんていきん)が老化してしまって、しまりが悪くなって、お風呂のお湯が膣から流れ出ていたんだと思います。
更年期以降の女性なら、きっと同じような経験をされている人、多いんじゃないかしら?
骨盤底筋とは
まず、骨盤底筋って、自分の体のどこにあるのか分かりますか?
自転車に乗る時、サドルが当たる部分が骨盤底筋の位置で、膣やお尻の穴、尿が出る部分を締めたり、内臓を下からしっかり支える役割を担った筋肉なんです。
この骨盤底筋が年と共に衰えていくと、尿モレが起きたり、内臓をしっかり支えられなくって内臓下垂や痔、子宮脱になることもあるんですね。
そして何と言っても、骨盤底筋こそ、美しい姿勢を維持するために欠かせない筋肉なんです!!
ちなみに、骨盤底筋は、更年期だけでなく、出産後もとても弱っています。
考えてみれば当たり前ですよね~。3000グラムもある赤ちゃんが膣から誕生するんですもの、骨盤底筋が大きなダメージを受けて、弱ってしまうのも納得です。
更年期の骨盤底筋も、この出産後の骨盤底筋とほぼ同じ状態だと思って下さい。
出産後は骨盤底筋が弱っても、まだ年齢も若いので、その後、筋肉の力を徐々に取り戻していきますが、更年期の場合、年齢と共に筋肉が老化して弱くなっていくので、そのままにしていたら、お尻の穴はゆるんで便が出にくくなるわ、くしゃみをしただけで尿モレするするわ、それはそれは大変なことになります💦
ちなみに私の母も亡くなる前まで、便秘気味だったり、尿モレするので、トイレのことをしょっちゅう気にしながら生活していました。
骨盤底筋は、いくつになっても鍛えることが出来るので、今日から一緒にトレーニングをしていきましょう!
骨盤底筋チェック
トレーニングを始める前に、自分の骨盤底筋の様子とちゃんと向き合ってみましょう。下の問いに答えてみて下さいね。
~出典~
いかがでしたか?チェックの数が多かった人もいるかな?
でも大丈夫!!
骨盤底筋も筋肉なんです。筋肉は、何歳になってからでも鍛えることが出来るんです。
そして、自分の筋肉を変えられるのは、自分自身しかいないんです!お金を払っても筋肉だけは買えませんよ!!
さぁ、自分の未来を変えるために、今日から一緒に骨盤底筋のトレーニングを始めましょう♪
骨盤底筋を育て直そう!
骨盤底筋が老化していると、お股の筋肉が硬く委縮しています。なのでまずは、骨盤底筋の伸縮性を取り戻すために、ストレッチから始めましょう!
お股をシッカリ広げる、このストレッチからいきましょうね。毎日お風呂上りにやると、少しずつ少しずつ、硬くなっていた骨盤底筋がゆるみ始めます。
ちなみに、うちのお客様で62歳になったばかりのMさんは、先日、開脚でひじが床につくようになったと大喜びでご報告して下さいました!年だからできない💦なんて言い訳しないで、未来の自分のために、毎日少しずつほぐしていきましょうね。
次は、骨盤底筋を意識して使うイメージをつかみましょう。
これは簡単です!トイレで尿をする際、途中3~5回、意識して尿を止めます。尿を止めるその感覚こそ、骨盤底筋を締めている感覚です。
その感覚がつかめたら、いよいよ筋トレ開始です。コツは、お股の骨・恥骨(ちこつ)を空に向けるように意識すること!すると、トイレで尿を止める感覚と一緒で、骨盤底筋を締める感覚をつかみながらトレーニングできると思いますよ。
いかがでしたか?自分の体の一部なのに、骨盤底筋をこんなに意識して使ったことって、今までなかったんじゃないかしら?
筋トレは回数ではなく、毎日1回でもいいので、きちんと骨盤底筋が使えているかどうか意識しながら、トレーニングを続けていって下さいね。Sさん、尿モレは、必ず改善しますからね!!今回は『尿モレ、卒業しました。』でした。毎日リセット!