今回は、母の介護を通して実感した、寝たきりにならないために更年期からできることをお伝えします。
母の誕生日
今日、11月6日は、亡くなった母の84回目の誕生日です。
インスタやLINE、ブログでもお伝えしていますが、私は母の介護を通じて、寝たきりにならない健康で美しいオトナ女子を1000人増やす!これを目標に発信を続けています。
母がクモ膜下出血で倒れ、手術を受けた後、病院で車イスの生活が続くにつれて、私と会話していても表情がなくなり、目と目を合わせることができなくなり、会話することもままならなくなった時のことが、今でも忘れられません。
この時、強く感じたのが、人は立ったり動いたりしていないとダメになるということ。
生きてはいるけれど、顔の表情が失われ、喜怒哀楽がなくなり、生きているエネルギーが全く感じられない。
このままじゃダメだ!そう強く感じて、母を我が家に連れ帰った日のことを思い出します。
初めは部屋を這ってばかりで歩くこともできませんでしたが、次第に椅子から立ち上がるようになり、気が付けば、赤ちゃんのハイハイのように2階まで這い上がれるようになっていた母。
その頃から目の輝きと顔の表情を取り戻し、次第に歩けるようになっていったのです。
歩けなくなる体とは
母が退院してから、とにかくもう一度歩ける体にするために、マッサージやイトオテルミーと言う温熱療法など、自宅で出来ることを続けました。
そのお陰で、母の体を通して、老いて歩けなくなると言うのはこういうことなんだと、身を持って教えてもらうことができました。
歩けなくなる体の特徴として実感したのが、この3つです。
一つ目、ふくらはぎが細くなる。
二つ目、お尻や太ももの筋肉がなくなってダラリと垂れ下がる。
三つ目、股関節が硬くなって、脚が上がらなくなったり、体のバランスがとれなくなる。
どうでしょう?こう聞くと、下半身のことばかりだと思いませんか?
そうなんです!母だけでなく、年老いた父を見ても思うんですが、上半身の筋肉はほとんど衰えず、お腹周りはずっとプックリしたままなのに、年と共に下半身の筋肉や股関節がどんどん劣化していくのです。
そうなんだ!老化は足からと言うけれど、本当に人間は、下半身の筋肉や股関節がダメになったら寝たきりになるんだと、強く感じました。
自分の体をチェックしよう!
年をとって、若い頃より足が細くなって嬉しいわ♪と感じているあなた、それ、筋肉が落ちているのかもしれませんよ。
寝たきりにならないために、いつまでも歩ける体を手に入れるために、まずは今すぐ自分のふくらはぎをチェックしてみましょう。
朝日新聞の記事に、指で簡単にチェックできる有名な方法「指輪っかテスト」が載っています。
続いて、お尻と太ももの筋肉の様子をチェックしてみましょう!
裸になって、鏡で自分の体をしっかり見て下さい。できれば合わせ鏡を使って!!
お尻は垂れ下がっていませんか?
太ももの筋肉はダラリとしていませんか?
あるいは、脂肪だらけで、セルライトみっちりじゃありませんか?
よくよく見てみましょう!今度は正面を向いて立って下さい。
膝と膝を付けて立つことはできますか?
そして最後です。股関節をしっかり動かすことはできますか?
試しにこちらの動画でチェックしてみましょう♪
いかがだったでしょう?寝たきりになった時、辛いのは自分だけでなく、夫や子ども達など、傍にいる人も本当に辛いんです。
だからこそ、筋肉をつけること、股関節をしっかり動かすこと、今だったら簡単に習慣にできることを、あなたにもぜひやって頂けたらと願っています。今回は『寝たきりにならない体』でした。毎日リセット!