常喜眞理(じょうき まり)さんと言う女医さんを知っていますか?
『マリ先生の健康教室 オトナ女子 あばれるカラダとのつきあい方』や『お医者さんがやっている「加齢ゲーム」で若返る!』なんて言う、更年期の私達を励ましてくれる本を出版されている先生なんですね。今回は『常喜眞理医師が教えてくれる更年期からの歯周病ケア』についてお話ししますね。
常喜 眞理医師
まずはこちらの写真をご覧下さい!素敵でしょう~❤
ブロンズショートがとってもオシャレな女医さん、この方が、常喜眞理先生です♪1963年生まれと言うから、私よりも6歳お姉さんなのね。
都内でクリニックを開業する一方、産業医として、企業で働く方達の健康管理のお手伝いもされていらっしゃいます。
ご自身も加齢や老化と向き合いながら、来るべき体の変化をあらかじめ知って、しっかり対策を立てて健康を守れば、老いも怖くないですよ!と、優しい笑顔で仰って下さいます。上で紹介した2冊の本は、更年期からの健康人生バイブルですね。
またそれ以外にも、読売新聞オンラインyomiDr.「女のココロとカラダ講座」にも連載をされていらっしゃいます。こんな先生が近くにいてくれたらいいのになぁ~♪と、私が常日頃憧れている女医さんのお一人です。
歯周病は口の中だけの問題ではありません!
そんな常喜先生が、50代の女性への処方箋と題して本の中で紹介されているのが、『歯周病は口の中だけの問題ではありません!』と言うお話。
マリ先生の健康教室 オトナ女子 あばれるカラダとのつきあい方【電子書籍】[ 常喜眞理 ]
先生のクリニックには「胃の調子が悪い」と言って訪れる患者さんがいるそうですが、その中には、歯の治療中や入れ歯の調子が悪いケースの人も多いようなんです。更年期以降の胃もたれは、消化薬では解決できないこともあるんですね。
常喜先生曰く、「口から肛門までの長~い消化吸収の管の中で、唯一【歯=刃】が付いている場所は口だけなんだから、何歳になっても食事を美味しく食べるために、更年期からは特に歯周病に気を付けて、出来る限り自分の歯を守って下さい!」と仰っています。
ちなみに、歯周病は30代を過ぎた頃から増え始め、50代ともなると、加齢によって唾液の分泌量が減って、口の中の自浄能力が低下してしまうので、歯周病菌がわんさかと繁殖しやすくなるんだそう💦
また、口の中にいるはずの歯周病菌ですが、口の中の血管に入り込むことで全身を駆け巡って炎症を起こし血流を詰まらせ、心筋梗塞になる確率が2.11倍、脳梗塞は1.63倍、糖尿病は1.98倍に増えるんだそう💦
たかが歯周病と侮っていたら、これから大変なことになりそうですよね。
最低3ヵ月に1度は歯科でクリーニングを
更年期を迎えた私達、じゃ、歯周病にならないためにはどうしたらいいの?
常喜先生は、「最低3ヵ月に1度、歯医者さんでプロによるクリーニングを心掛けて下さい」と仰っています。
歯周病菌は歯と歯ぐきの間に歯周ポケットを作って奥へ奥へと入り込もうとするので、日常のブラッシングだけではケアが不十分なんだそう。
歯医者さんでのクリーニングでは、こびりついた歯石を丁寧に取り除いてくれたり、歯の表面を磨いて細菌を付きにくくする処理もしてくれます。
実は私も去年までは1年に1回ぐらいしか歯医者さんに行ってなかったんですけれど、常喜先生の本を読んで「これではいけない!」と、今年の2月からホワイトニングも兼ねて歯医者さんに定期的に通うようにしました。
家でも朝晩、タイマーを使って5分ぐらい優しくブラッシングをしているけれど、お陰様で歯の表面がツルッツルで、今までどれだけ歯に汚れが付いていたんだ~💦と、実感しています。
もしあなたが1年以上歯医者さんに行っていなかったら、今すぐ予約をされてはいかがでしょうか?
まとめ
さて、今回は常喜先生の本の中で紹介されている、更年期以降の歯周病ケアについてお伝えしました。
・歯周病は30代から増え始め、50代で歯周病菌が一気に増加する
・歯周病菌のせいで、心筋梗塞の確率が2.11倍、脳梗塞は1.63倍、糖尿病は1.98倍
・最低3ヵ月に1度は歯科でクリーニングを
歯医者さんに行くのは、誰でもできることですよね。美しく健やかに年を重ねるためにも、ぜひ積極的に歯のケアをしていきましょうね。
また、唾液の分泌を増やすこちらのトレーニングも、ぜひ習慣にして下さいね♪
今回は『常喜眞理医師が教えてくれる更年期からの歯周病ケア』でした。毎日リセット!