更年期こそ知って欲しい16時間空腹時間

3連休、ご家族そろってゆっくり過ごせましたか?

「体の疲れがとれたわ~」と言う人は、また明日から元気に働けますが、いつもよりちょっと食べ過ぎて、体が重いかも!?」と言うあなたは、今すぐリセットした方がいいかもしれません。今回は、『更年期こそ知って欲しい16時間空腹時間』についてお話ししますね。

50代女性の糖質摂取量

「食べ過ぎちゃうのは休日だけじゃないの💦」そんなあなたのために、実は、食に関するこんなアンケートを見つけたので、まずはご紹介させて頂きます。

あのサッポロビールが、1日の食事で摂取している糖質の量について、年代ごとに調べたものなんですけれど、なんと、50代の女性が、どの年代よりも一番多く糖質を摂取していて、その量は、1日400g、角砂糖で計算すると、約104個を超える量を摂っているというデータが得られたそうなんです。

更年期世代は糖質を取りすぎている!あなたの「糖質依存」度は?(OurAge) – Yahoo!ニュース

1日に角砂糖104個分!!怖いですよね~💦

「この年代層は、糖質を中心とした間食が多いのも一因でしょう」とお医者様が解説されていますが、糖質の1日の摂取基準量は、男性が250g、女性は200gなんだそう。

ご飯にパンにうどんにパスタ、ケーキにお饅頭。。。

糖質を沢山摂取する生活を続けていたら、食べ過ぎで体がだるいだけじゃなくって、肥満はもちろん、糖尿病の危険にもさらされちゃいます💦

休み中、おやつの時間についつい甘いものに手が伸びちゃったの♪なんて言う私達世代は、本気でこの習慣について考えた方が良さそうですね。

空腹こそ最強のクスリ

さて、糖質の摂り過ぎを見直して、今すぐ食生活をリセットしたい!と言うあなたのために、今回はこちらの本をご紹介しましょう。青木厚医師が書かれた『空腹こそ最強のクスリ』です。

「空腹」こそ最強のクスリ [ 青木厚 ]

この本によると、まず1日3食食べることで、人は『食べ過ぎ』と『糖質の摂り過ぎ』になってしまうそうなんです。

基本的に大人が1日に必要とする糖質は170gでいいのに、お茶碗1杯のご飯を食べただけで糖質が50g、これを1日に3杯食べれば、それだけでほぼ必要な糖質が摂れてしまうんだとか。そこにきて、おかずやデザートが加われば、簡単に糖質オーバー。

その影響で、今や6人に1人が糖尿病の可能性があるというんですから、本当に大変ですよね💦

しかも子供の頃のように、いつも動き回っていればおなかも空くけれど、更年期を迎えた私達って、ほぼ毎日デスクワークで座りっぱなし。

移動は車で、家では寝そべってテレビやYouTubeを見ていて、体をほとんど動かしていないので、エネルギーだって全然使われない。

しかも、筋肉量が減って基礎代謝が落ちている時期でもあるので、肥満はもちろん、糖尿病の危険が迫るのも無理ないですよね~。

最近、食べ過ぎで体調が優れないの💦と感じたら、まずは『1日3食の食生活』と『甘い物の摂り過ぎ』を見直してみてもいいかもしれませんね。

1日3食を見直してみる

1日3食を見直すって具体的に何をすればいいんでしょう?

青木先生によると、16時間の空腹時間を作ればいいと仰っています。

16時間の空腹時間?

そんな長い間、何にも食べないなんてガマンできない~って言う声が聞こえてきそうだけれど、青木先生曰く、糖質や脂質の消化には10時間かかるのに、おなかが空いていなくても、習慣で食べ物を口に入れてしまうことで、消化のために働く胃や腸が休む時間が全くなくなってしまって、これで体調が悪くなったり、病気にもなってしまうとのことなんです。

しかも人間の体の中には、『オートファジー』と言う、体の老廃物を新しい細胞に生まれ変わらせる、アンチエイジングに欠かせない自己回復機能のスイッチがあるそうなんですけど、このスイッチをONするためには、ズバリ16時間の空腹時間をとる必要があるんですって!

ちなみに著者の青木先生は、40歳の時に舌癌にかかり、それを手術で治した後、様々な論文や書籍を読み漁って、空腹が最高の健康法であることに気が付いて、1日16時間の空腹時間をとることによって、今は元気に過ごされていらっしゃいます。

この『オートファジー』と言う体の仕組みは、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した研究をもとに世に知られたもので、最新医学のエビデンスに基づいたものなんですって。

16時間の空腹時間は、週に1回試しても効果があると言うし、どうしても16時間の空腹時間が耐えられなかったら、途中でナッツや野菜ジュース、プロテイン、チーズ、ヨーグルトは食べてもいいんです。

ちなみに私は、朝はプロテインドリンク、昼は炭水化物もしっかり♪手作り弁当、夜は炭水化物を抑えて、普通の食事にしています。

炭水化物を一気に減らすと、体が寒くなったり、筋肉量が減ったりするので、1日2食、あとは軽い筋トレも一緒にするといいと思いますよ♪

まとめ

さて、あなたは16時間の空腹時間、トライすることはできそうですか?

・1日3食は、『食べ過ぎ』と『糖質の摂り過ぎ』で不健康になる

・16時間の空腹時間を作れば、オートファジーによって健康な体になる

・プロテインや野菜ジュース、ナッツは食べてもいいし、週に1回でも効果がある

本では、1日のうちで16時間の空腹時間をとる具体的なタイムスケジュールなども紹介されているので、気になった人はぜひ手に取ってみて下さいね。

今回は、『更年期こそ知って欲しい16時間空腹時間』でした。毎日リセット!