女性だけじゃない!?男性の更年期を知ろう

女性の更年期について今までお話ししてきたけれど、実は男性にも更年期があるって知っています?今回は、『女性だけじゃない!?男性の更年期を知ろう』をテーマにお伝えしますね。

男性の更年期

実は最近、夫の眠りが浅かったり、疲れた顔をよくしていたり、物忘れが多いいのが気になっているんです💦周りの同年代の男性を見ても、お腹周りがちょっと太ってきたり、元気がなかったり…。

考えてみたら、50歳を迎えてホルモンバランスが崩れたり老化が進むのは、女性だけじゃなくって、男性も一緒ですよね。

実は、男性にも更年期があるんです!

そして、その男性ホルモン『テストステロン』が、一生の中で一番減る時期は、40~50歳代なんですって。

出典:https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2301L_T20C11A5000000/

パートナーの体に今、何が起こっているのか、私たち自身が理解することもとっても大事!ぜひ一緒に男性の更年期について考えていきましょうね。

テストステロンの3つの働き

まず、テストステロンと言うのは、男性ホルモンの名前です。

体育の授業で習ったかもしれないけれど、女性にはエストロゲン、男性にはテストステロンと言うホルモンがあって、思春期に急激に分泌量が増えていくんですね。そしてテストステロンの場合、20代をピークにその後緩やかに減少していくんです。

出典:https://www.ilacy.jp/column/post_211102.html

そして、このテストステロンには、主に3つの大切な働きがあるんです。

体を作る役割

まず一つ目が、体をつくる役割。筋肉や骨格の成長を促して、男らしいガッチリとした体を作ってくれるんですね。(ちなみに私は、オリンピックの水泳選手の筋肉が、男らしくって大好きなんですよ❤)

心のバランスを保つ役割

二つ目は、心のバランスを保つ役割。テストステロンは、大脳に作用して、前向きな思考や決断力を高める働きがあるんです。気持ちが前向きになったり、やる気が出たりするのもこのテストステロンのお陰で、心のバランスを保ってくれる働きがあるんですね。

性行動を可能にする役割

そして三つ目は、性行動を可能にするという役割。テストステロンは、脳内物質のドーパミンを分泌させて、勃起させるための信号を送るんだそう。この信号が、骨盤内臓神経と言う神経に働きかけて、性行動ができるようになるそうです。

つまりテストステロンには、体を作る、心のバランスを保つ、性行動を可能にするとい3つの役割があるんですね。

テストステロンが低下するとどうなる?

さて、このテストステロンですが、普通だと、年齢と共に緩やかに低下していくんですけれど、ライフスタイルの変化だったり、大きなストレスを受けることで、急激に減少してしまうことがあるんですね。

先ほどのデータでも、40~50歳代の働き盛りの男性の方が、60歳代の男性よりテストステロンが低かったのも、大きなストレスが原因だと言われているんです。そしてこれが、いわゆる『男性更年期』なんです。

じゃぁ、そのテストステロンが低下すると、体にどんな影響が起こると思いますか?

まず一つ目は筋力や体力が低下して、疲れやすくなる。疲れが取れにくくなるんだそう。

そして二つ目は、お腹周りに脂肪がつきやすくなってしまう💦これは、テストステロンにはエネルギー消費量を高めることで内臓脂肪を減らしてくれる働きがあるんですけれど、テストステロンが低下することによって、お腹周りに脂肪がつきやすくなるんですね。

そして三つ目は、肌や髪のツヤがなくなってしまう。テストステロンの分泌が減っていくと、皮脂の分泌量が低下してしまって、肌が乾燥しやすくなったり、髪のツヤがなくなっていったりして、見た目が老け込んでしまうんだそう。(そういえば夫も、最近よく男性用ニベアクリームを顔や全身に塗っているわね。)

そして、四つ目は、自律神経が乱れてしまう。これは、女性の更年期と同じで、急激に性ホルモンが減ってくると自律神経が乱れてしまって、ほてりや発汗、耳鳴りや頭痛、頻尿と言った症状が現れるんだそう。

また、男性特有の症状としては、朝立ちがなくなるんだとか。こうなるとプライドや自信も失うことにつながるし、うちの夫もいろいろ大変なんだなぁと実感した私です💦

テストステロンを自力で増やすには

実は、テストステロンが大きなストレスや老化で減ってしまっても、自力で増やすことが出来るんですって!

【男性ホルモン】テストステロンが増える運動とは?-医師が解説します。

まずは、運動で適度に体を動かしていくと、テストステロンの分泌が増えることが分かっているんです。オススメはスクワット!3週間続けることで、テストステロンのレベルがアップするんだそう。

その他、睡眠をしっかりとることと、生きがいを見つけることも、テストステロンを増やすことにつながるんですって。

テストステロンは別名:社交性ホルモンと呼ばれていて、気の合う仲間と楽しんだり、趣味などの生きがいを見つけることで、テストステロンを増やす作用があると考えられているんですね。

実はうちの夫、最近ゴルフにはまって毎週のように出掛けていて、お金もかかるし、ストップしようかしら…と思っていたんですけど、更年期で悩むよりはいいか!と、思えるようになりました。

まとめ

今回は男性の更年期について一緒に考えてきました。

40~50歳代で男性ホルモン『テストステロン』が最も減る

テストステロンには3つの大きな役割がある

減少しても自力でテストステロンを増やすことが出来る

男性も私達と同じように更年期を迎えると大変なんですね。あまり理解されていない男性の更年期だからこそ、パートナーのことだけでもしっかり理解して、一緒にこの時期を乗り越えていけたらいいなぁと思います。

今回は、『女性だけじゃない!?男性の更年期を知ろう』でした。毎日リセット!