40代、50代からのドライマウス攻略法

口が乾く、口臭が気になる、歯周病や虫歯がヒドイ💦それもしかしたら、ドライマウスのせいかもしれませんよ。今回は、『40代、50代からのドライマウス攻略法についてご紹介しましょう。

ドライマウスとは

まず、ドライマウスって知ってますか?口の中の唾液の分泌量が減ってしまって、口の中が乾燥状態になってしまうことを『ドライマウス』って言います。

あとは、唾液の分泌量が減っていないのに、口やのどの渇きを感じると言いう場合もドライマウスに含まれます。

私のお友達にも、クーラーの中にいて全然暑くはないのに、口だけが乾いて水分を摂り過ぎちゃうのよね💦なんて悩んでいる女性がいます。

ちなみに鶴見大学歯学部のドライマウス専門外来のデータによると、女性の方が男性よりも圧倒的にドライマウスになり易くって、40歳を過ぎると急増すると記されているんですね。

また、ドライマウスになる理由も様々なんですけれど、ストレスでなる人が全体の30%、更年期障害や加齢、薬の副作用、糖尿病や腎臓の病気でなる人などが62%、シェーグレン症候群と言う、免疫のバランスが崩れる病気が原因のものが8%なんだそう。

出典:https://2525.biz/post/shika/01/

鼻がつまって口呼吸していたからなのかな?とか、タバコのせいなのかな?なんて思っていたら、実は病気が原因のドライマウス💦なんてこともあるので、口の中の渇きがずっと続いて体調も良くないと感じた時は、一度お医者さんに診てもらうのも大切な選択肢の一つかもしれませんね。

唾液の役割

さて、何かしらの病気が原因じゃなくって、更年期や加齢でドライマウスになってしまったら、口の中を潤すために水分を摂ればいいんじゃないの~?って思ったあなた、ちょっと待って下さい!

唾液にもちゃんとした役割があるんですね。

具体的にどんな役割があるのかと言うと、次の通りです。

・食べ物を消化する

・口の粘膜の保護

・口が傷つかないための潤滑剤

・細菌の侵入や繁殖を防ぐ

・口臭予防

・虫歯や歯周病になりにくくする など

どうですか?ただの水分とは違って、こう見ると、唾液って働き者ですよね~。

特に口の中には歯があるじゃないですか。歯ってとっても硬いけれど、おしゃべりする時や物を食べる時に、舌やほっぺの肉が歯に当たっても全然傷つきませんよね。これも唾液の役割のお陰なんですって!人間の体って本当に上手にできていますよね。

更年期のドライマウス

さて、更年期や加齢が原因で、40代、50代の女性に急増するドライマウスですが、それを改善するための3つの方法を、ここでご紹介しますね。

加齢による唾液の分泌量の低下を食い止める

まず1つ目は、加齢による唾液の分泌量の低下を食い止める!です。

これはどうしたってあらがえないと思うんですけれど、私も口臭が気になりだした40代後半から、唾液を分泌する唾液腺をなんとか復活させようと、舌体操を始めてみました。

すると口の中の潤いが戻ってきて、口臭が全然気にならなくなったし、ほうれい線や首のシワも薄くなったんですね~。

やってみると分かると思うんですけれど、初めての人はのど周りの筋肉まで痛くなって、かなり大変なはず💦それでも続けていくうちに顔周りの筋肉が柔らかくなって唾液も出やすくなるので、ぜひ一緒に左右10回ずつ、舌体操にトライしてみて下さいね。

女性ホルモンの分泌量の低下を食い止める

続いて2つ目が、女性ホルモンの分泌量の低下を食い止める!です。

こちらも更年期になると一気に減少してしまうものなので仕方がないんですが、女性ホルモンは粘膜を潤す働きもあるんですね。

ただ、女性ホルモンの分泌が低下しても、最近では、体内で女性ホルモンと似た働きをしてくれるエクオールが注目されていて、サプリメントも沢山出ています。

出典:https://doctors-me.com/column/detail/6514

私は食べ物での摂取が向いているので、納豆や冷ややっこ、お味噌など、大豆食品を日常的に食べることを心掛けていますよ。

自律神経のバランスを整える

そして3つ目は、自律神経のバランスを整える!です。

初めのデータにもあったように、ドライマウスになっている人のうち30%がストレスによるものなんですね。

私達の口の中って、実は自律神経ととっても関係があるんです。

例えば、仕事先で多くの人の前で、プレゼンをすることになったらどうですか?緊張して、口の中がカラカラになったりしませんか?緊張してよだれがダラダラ垂れるってことはないと思うんですけど、どうでしょう?

緊張してストレスがかかると、口の中が乾きやすくなったり、少しネバネバした唾液が出やすくなることがあるんです。

またリラックスした時、副交感神経が優位な時って言うのは、サラサラした唾液が出やすいんですよね。緊張した心はそのままにしないで、ストレッチや散歩などでリセットして、自律神経のバランスを整えていきましょうね。

まとめ

さて、今回の話をまとめると、40代、50代からのドライマウスには、

・加齢による唾液の分泌量の低下を食い止める!

・女性ホルモンの分泌量の低下を食い止める!

・自律神経のバランスを整える!

この3つを心掛けてもらえたらって思います。ドライマウスをそのままにしないで、口臭や虫歯を撃退しちゃいましょうね。今回は『40代、50代からのドライマウス攻略法』でした。毎日リセット!