『若さを保つ栄養メソッド』に見る更年期の過ごし方

また面白い本をみつけました!多くの患者さんを治療してきた精神科医の藤川徳美先生の書かれた『若さを保つ栄養メソッド』です。

この本は、いつまでも若い状態を保つ方法を教えてくれる本なんです。そんな魔法のような方法があるの~?と思ったあなた、簡単に本の内容をご紹介しますね。

日本人の健康寿命と平均寿命

まず、あなたは知っていますか?日本人の寿命を。

介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す【日本人の健康寿命】は、男性が72.68歳、女性が75.38歳です。私の場合、あと22年健康で生きられるイメージですね。

そして、平均寿命はと言うと、男性が81.41歳で、女性は87.45歳。男性は世界2位、女性は世界1位の長生き国なんですね~。

でも、よく見て下さい。健康寿命と平均寿命の差!男性が約9年、女性は12年になるんです。

出典:https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1160.html

この期間は、病室の天井を見ながら寝たきりになることも多い…なんて聞くと、正直、長生きするのが憂鬱になりませんか?

どれだけお金があっても、老いて旅行に行けなくなったり、病気で寝たきりの状態だったら。。。しかも人は老いることで変化に対応するのが面倒になって、好奇心までなくなってしまう💦

つまり、若いと言うことは、人生を楽しむ上で非常に大切な要素なんですね。

でも、安心して下さい!藤川先生曰く、『老い』は治療ができて、やり方さえ知れば若さを保つことができるんですって!

更年期の今から気を付ければ、この先、年を重ねるのが怖くなくなるし、何より、死ぬまでずっとやりたいことをやり続けることができるはずです!藤川流メソッドのうち、若さを保つ栄養メソッドを3つほどご紹介しますね。

糖質を減らして糖化を防ぐ

まず最初に結論から言うと、老化の主な原因は、『糖化と酸化』の2つになると、この本の中で藤川先生は仰っています。

お金をかけないアンチエイジング! 若さを保つ栄養メソッド [ 藤川徳美 ]

その中でも糖化とは、食事などから摂った余分な糖質が、体内のタンパク質と結びついて体温が加わることで、細胞などを劣化させることなんですって。

言葉だけだと難しく思うけれど、焦げたパンやプリンの時に作る砂糖を焦がしたシロップを思い浮かべてみて下さい。糖化とは体のコゲとも言われていて、肌に茶色いシミができるのも、この糖化のせいなんですって。

糖化によって、シミやシワができたり、なんと内臓や血管、骨もボロボロになるので、骨粗しょう症やアルツハイマー、動脈硬化などの多くの病気の原因になるそう💦

そして、糖質を沢山摂ると、実はビタミンやミネラルも、その糖質にガリガリと浪費されてしまうですって。糖質って、太るだけじゃなくって、本当に美容と健康の大敵なんですね~。

じゃ、どうやって糖化を防ぐのかと言うと、シンプルに糖質の量を減らしなさい!とのことです。

大好きなアイスも、若さを保つために、週1回ぐらいにした方がいいかなぁと悩む私です💦

サプリを飲んで酸化を防ぐ

糖化だけでも恐ろしいんだけれど、もう一つ、最大にして最強の老化する原因が酸化なんだそう。

酸化って、切ったリンゴをそのまま置いておくと茶色になる、アレですよね。ちなみに、糖化はコゲと言われているけれど、酸化は体のサビと言われているんですって。

私達の体が酸化すると血管がさびついていって、これまた老化して、がんやシワ、シミの原因になってしまう。。。

でも酸素を吸わないで生きるなんてことはできないでしょ。でも安心して下さい!実はそう簡単に酸化しないよう、私達の体の中には抗酸化作用と言うものがあるんです。

抗酸化作用?

つまり、酸化して急激に老けないように、抵抗してくれるチカラがもともと備わっているんですね~。人間の体って本当にスゴイ!

これ、人間だけじゃなくって、すべての動物が持っているチカラなんですけれど、この自前の抗酸化作用は、40代で一気にガクッと落ちてしまうので、40歳から一気に老けやすくなるそうです💦

そしてこの酸化は、ストレス、タバコ、マラソンなどの激しい運動、お酒などで進行しやすいとのこと。

40歳過ぎたら酸化を加速させないよう、生活習慣を見直すのはもちろんのこと、藤川先生は、抗酸化作用のあるサプリメントを摂るのをオススメしています。

例えば、ビタミンCやビタミンE、ビタミンAは、どれも強力な抗酸化作用を持っているので、サプリメントはもちろん、食事でも積極的に摂るよう心掛けましょうね♪

タンパク質をしっかり摂る

さて、糖質をカットしたらサプリメントを摂ろう!と言いましたが、その前に、タンパク質をしっかり補給しましょう!!と言うのが、藤川先生の一番言いたいことなんです。

実は藤川先生、ご自分のクリニックで多くの患者さんに、薬ではなく、プロテインとサプリメントを処方して、実際に認知症や統合失調症などを治療してきたからなんです。薬じゃなくってプロテインを処方するお医者さんがいるんですね~!

先生曰く、「病気とは基本的に自分で治すものだ。そのためには、しっかりタンパク質とビタミン、ミネラルが必要になる。でも、ほとんどの人が、タンパク質もビタミンもミネラルも不足している。人の体、臓器や皮膚、髪もすべてタンパク質で出来ている。

だからこそ、タンパク質を摂れば、肌や髪がキレイになって、胃腸の消化吸収能力も上がるというわけ。タンパク質と言う土台がしっかり成り立っていなければ、サプリメントを摂っても効果が出ない。だからまずは土台作りとして、しっかりと動物性ホエイプロテインを飲もう!」と書かれています。

私ももう3、4年ぐらいになるでしょうか?毎朝の宅トレの後に、豆乳、プロテイン、甘酒、ヨーグルト、酒粕、黒ゴマきな粉、そしてミネラルたっぷりのクレイを入れたドリンクをミキサーにかけて飲んでいるので、あぁ良かった~!!って嬉しくなりました❤

ちなみに目安としては、1日に自分の体重×1.5gのタンパク質を摂ることを目指すといいそう。

もし体重が50kgなら、1日75gのタンパク質。体重が60kgなら、1日90gのタンパク質です。これを毎日!となると結構な量なので、もし試してみたかったら、私と同じように1日30gはプロテインで摂取して、他は肉や卵や魚などのタンパク質を、食事でもしっかり摂るよう心掛けるといいと思いますよ♪

ちなみに私が大好きなビーレジェンドのプロテインは、1食あたり、レモン約2個相当のビタミンCを一緒に摂取することができるので、とってもオススメです♪あと、毎日の手作り弁当で、タンパク質の味玉は欠かしませんよ☺

まとめ

さて、最後にまとめです!更年期を過ぎてもいつまでも若い状態を保つには、

・糖質を減らして糖化を防ぐ

・サプリメントを飲んで酸化を防ぐ

・タンパク質をしっかり摂る

と、藤川先生は仰っています。

実際この方法で、患者さんの治療もされていらっしゃる先生ですし、他にも若さを保つ方法が詳しく書かれているので、気になった方は、ぜひ本を手に取ってみて下さいね。

今回は、【『若さを保つ栄養メソッド』に見る更年期の過ごし方】でした。毎日リセット!