満島ひかりさん主演の映画『ラストマイル』を観て来ました。
映画の内容はさることながら、ラストに響いた米津玄師さんの歌声が、これからの私達の生き方を考えさせてくれるものでした。
そこで今回は、『「がらくた」の歌詞から感じた更年期からの生き方』についてお話ししますね。
「がらくた」の歌詞から感じた更年期からの生き方
大ヒット上映中の映画『ラストマイル』。

内容はと言うと、お客様至上主義の物流業界を舞台に、正しく仕事を成し遂げる反面、内部の誰かが疲弊し壊れていく様を通じて、今の社会の在り方に一石を投じる映画でした。
そして、ラストに流れた米津玄師さんの歌「がらくた」。
この曲の中で一番心に残ったのが、この歌詞です。
例えばあなたがずっと壊れていても
二度と戻りはしなくても
構わないから
僕のそばで生きていてよ
どこかで失くしたものを探しにいこう
どこにもなくっても
どこにもなかったねと
笑う二人はがらくた
映画の中では、多忙な仕事で心が壊れてしまった男性が描かれていて、あたかもその男性に向けられた歌のように聞こえますが、決してそれだけではなくって、私達一人一人に優しく語りかけているんだと、心が熱くなりました。
「あなたがずっと壊れていても」
例えば8年前、母がクモ膜下出血で倒れた時、介護で何日も眠れない日が続いてイライラが抑えられず、暴れる母に手を上げそうになったことがありました。
私達の年代は、介護だったり、仕事の忙しさだったり、つらい人間関係だったり、何かが原因で、自分が壊れてしまいそうな時があるかもしれません。
でもそんな時、
休んだっていいんです。
誰かに頼ったっていいんです。
手放したっていいんです。
私はそれを知ってから、とても楽に生きられるようになりました。
更年期は、ただでさえ心のバランスを崩しやすい時期です。
どうか一人で抱えこまないで、誰かに頼る勇気を持って下さいね。
今日も最後に、トレーニング動画をお送ります。
今回は、『「がらくた」の歌詞から感じた更年期からの生き方』でした。毎日リセット!