ドイツ人流『自分らしい生き方』

コロナの影響で気軽に海外旅行に出掛けることもできないけれど、ドイツのことを紹介した面白い本をみつけました！５０歳を過ぎてからの『自分らしい生き方』の参考になるかも♪

今回は、キューリング恵美子さんの書かれた『ドイツ人はなぜ『自己肯定感』が高いのか』をご紹介したいと思います。

1 キューリング恵美子さん
2 ドイツ人は化粧をしない。
3 ドイツ人はなぜ『自己肯定感』が高いのか
4 まとめ

キューリング恵美子さん

まずこの本は、「ドイツ人のように自分らしく生きる方法」を教えてくれる本なんです。

ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか（小学館新書）【電子書籍】[ キューリング恵美子 ]

『自分らしく生きる』そう聞くと、それは特別な才能がある人だけの話でしょ💦なんて思っちゃいません？

でも、キューリング恵美子さんの本を読むと、それは特別なことじゃないんだって教えてくれます。

まず、キューリング恵美子さんですが、埼玉県のご出身。大学卒業後、大手靴メーカーに入社され、その後、旅行会社を経て、ドイツ法人の日本本社に勤務。ドイツ人のご主人と結婚され、ドイツ・バイエルン州ミュンヘン近郊に移住。長男長女を出産後、異文化の中で子育てに奮闘され、ドイツ在住は20年を超えるんだそう。

キューリング恵美子さんご自身、自己肯定感が低かったそうなんですが、大病をきっかけに自己肯定感が人生にとって大切だと気づき、幸せ指数が高いドイツ人を研究され、ドイツ流自己肯定感の上げ方を本書で紹介されていらっしゃるんですね。

日本とドイツ、環境は全然違うけれど、出産、育児を経験され、母として、一人の女性として力強く生きているんですもの、同じ女として参考になる部分も多いはず！早速、ドイツ流・自己肯定感の高め方、自分らしい生き方をご紹介しますね。

ドイツ人は化粧をしない。

まず、キューリング恵美子さんがドイツに移住して驚いたのが、近所でも街中でも多くの女性が、ノーメイクで過ごしていることだったそう。

日本だとノーメイクで歩いている女性なんて、ほとんどいませんよね💦

そこでキューリング恵美子さんは、ドイツ人のお友達に、「なんでメイクをしないの？」と聞いてみたんだそう。すると、「結婚式や特別なパーティーに行く時はメイクをすることもあるけれど、普段はする必要もないし」「どうしてそんなことを聞くの？」と不思議そうな顔をして返事をされたそうなんです。

これだけ聞くと、ドイツ人は、あんまり他人からキレイに見られたいという意欲がないのかな？日本人の方が美意識が高いのかな？なんて思うかもしれないけれど、ドイツ人は他人の目よりも自分の気持ちを優先していて、たとえば、周りから「お化粧した方がいいんじゃない？」とか、「そんな年だし、もっと肌が隠れる洋服を着たほうがいいんじゃない？」なんて言葉、全然気にしないんだそう！！

メイクをしようがしまいが、自分の本当の価値は何も変わらないと考えているからなんでしょうね。

一方、日本では、女性は常にメイクをするのが普通だし、自分が他人からどう見られているのかをいつも気にしているところがあるでしょ。

私も会社には必ずお化粧をしていくし、悪いことではないと思うけれど、ここで大事なのは、人の視線ばかり気にして、自分は本当にどう在りたいのかを忘れてしまうこと。

お化粧をしている自分が好きならそれでいいけれど、本当はファンデーションを顔全体に厚く塗るのは好きじゃないけど、周りがみんなしているから…ってストレスを溜めちゃうのはもったいないと思うんです。

ちなみに私は、ニベアで保湿した後に、顔全体に日焼け止めクリームを塗って、ファンデーションは目の下と鼻だけに塗ってます。私自身はこれで十分だって思ってます♪

「ドイツ人は他人の目よりも自分の気持ちを優先するため、それが自己肯定感の高さにつながっているんでしょう」と、キューリング恵美子さんは仰います。

お化粧に限らず、更年期を過ぎた私達自身、これからどう生きたいのか？どうすれば心地良くいられるのか？一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれませんね。