更年期を迎えて、心と体の健康について真剣に向き合っている女性も多いと思います。でももう一つ『老後のお金』についても、そろそろ真剣に考える必要があるんじゃないかしら。今回は、『50代から見直したいお金の健康』です。
50代のお金事情
50代は、子ども達が高校や大学へ進学をしているので、経済的な負担が増える時期でもありますよね。我が家は同じ時期に二人の娘が私立の学校に通っていたので、奨学金と教育ローンであたふたな日々💦
40代だったら、まだ力まかせに仕事にも励めたかもしれないけれど、50代となると、更年期と共に気力や体力が少しずつダウンしてくるので、『教育費がこんなにもかかるんだったら、もっと早くからお金の準備をしておけば良かった~💦』って、心底思いました。
そして、今一番気になるのが、自分たちの老後のお金について!
教育費の時と同じようにあたふたしないように、今からしっかり老後のお金について考えなきゃって、本気で考えています。
1日1分読むだけで身につくお金大全100
「お金について、もっとしっかり向き合おう!」そう思った時に出会ったのが、こちらの本です。
一恵
1日1分読むだけで身につくお金大全100 [ 頼藤 太希 ]
この本は、お金の専門家で、ファイナンシャルプランナーである、頼藤太希(よりふじ たいき)さんと高山一恵(たかやま かずえ)さんが書かれたもので、一言で言うと、お金の基本を教えてくれる本なんですね。
ちなみにあなたは、毎月どのくらいお金がかかっているのかって分かっていますか?
もちろん、家族の人数や住む場所によっても違いはあると思いますけど、この本に紹介されている総務省のデータによると、1世帯あたりの1ヶ月の支出の平均は、2人以上の世帯で約27.8万円、単身世帯で約15万円となっています。結構かかりますよね~💦
しかもこの金額には住宅ローンや教育費、介護費用などの特別支出は含まれていないので、実際にはもっと支出が増えるそうなんです。
中でも、教育費・住宅費・老後資金は、『人生の三大資金』と呼ばれていて、特にお金がかかるんです。
今、私が一番気になっている老後資金は、年金だけでは足りなくって、夫婦世帯で月3.3万円、単身で2.7万円不足する計算なんだそう。
なので、もしも90歳まで生きるという計算だと、医療費や介護費用を一人500万円だと見込んだ場合、夫婦で約2000万円、単身でも1300万円くらいは用意しておく必要があると言われているんです。はぁ~生きるって本当にお金がかかるんですね💦
人生には何かとお金がかかる
老後2000万円問題の解説以外にも、この本では、給与がどんどん下がっている現状なども詳細に紹介されていて、だからこそ固定費の節約から始めて、手取りの2割を先取り貯蓄したり、つみたてNISAやiDeCoでお金を増やす方法なども具体的に教えてくれています。
お金って本当に身近な存在なのに、今まで親や学校の先生に詳しく教えてもらうことがなかったって思いませんか?
娘たちの教育資金にあたふたしていた私なんて、税金や保険についても大まかなイメージしかなくって、計画的に貯めるとか増やすことが、今まで全くできていませんでした💦
だからこそ、この本に出会ってお金についての基本を知って、我が家のお金を改めて見直すことができて、本当に良かったって思っています。
人生にはどのくらいお金がかかるのか、何を節約すればいいのか、お金はどうやって貯めて、どんなことに使えばいいのか、お金の教養として身に付けるべき厳選された100項目が紹介されていて、しかも1項目たった1分読むだけで理解できるようにコンパクトに解説されているんです。
更年期以降、健康はもちろんお金の勉強もして、よりよい人生を歩んでいきたい!と思うあなたには、オススメの1冊です♪10年後、20年後、楽しく長生きできるように、未来の自分に向けて、今から一緒に貯蓄を始めていきましょうね。
そして最後は、宅トレもご紹介!10年後、20年後、楽しく生きるには、体を支えてくれる筋肉もやっぱり大切ですからね。
今回は『50代から見直したいお金の健康』でした。毎日リセット!