リフォームがくれた気づき
我が家のリフォームをきっかけに、家の中のものを整理し始めました。すると驚くほどの不要な物に囲まれていた自分に気が付きました。
「いつか使うかもしれない」「高かったから、しまっておこう」
そう思って取っておいた数々の物たちは、今の私には必要ないもの。使わないまま“執着”だけで保管していたものばかりです。
これって、もしかして私の心も物と同じようにパンパンに詰め込まれていたのかもしれない。
そう気づいたとき、「自宅を神社のような場所にしたい」と思ったのです。
神社に学ぶ「空間と心の清らかさ」
私は毎週、松本市の四柱神社に参拝しています。今年は出雲大社にも足を運び、開運のお守りもいただきました。

どの神社も共通しているのは、「清らかさ」と「風通しの良さ」。
余計なものがなく、すっきりと整えられた神聖な空間には、不思議と心を穏やかにしてくれる力があります。
だったら、自分の住まいもそうありたい——そう思って、「毎日ひとつ、不要なものを手放す」ことを決めました。
毎日ひとつの断捨離で、自分が整う
この習慣を始めたのは5月末。それから2ヵ月が経ち、すでに60個以上の物を手放しました。
中でも1番手放しずらかったのは、20万円近くした美顔器です。

最近は全く使わなかったのに、高かったからもったいないと言う理由で、ずっと押し入れに閉まっておいたもの。それさえも思い切って処分したところ、効果は絶大でした!
物が減ることで空間に余白が生まれ、風が通る。
掃除がしやすくなり、清潔さが保てる。
なにより、自分の心まで軽くなったのです。
そして驚いたのは、夫婦げんかが減ったこと。以前は些細なことでピリピリしていたのに、最近は不思議と穏やかな時間が増えてきました。
空間が整うと、気持ちも整う。これはきっと、神社と同じ“氣”の流れが生まれてきた証かもしれませんね。
更年期こそ「今の自分」に必要なものだけを
更年期は、心も体も揺らぎやすい時期。だからこそ、自分にとって“本当に必要なもの”を見極める目が必要です。
一気に片づけようとしなくていい。1日ひとつでいいんです。
昨日の自分には必要だったけれど、今日の自分にはもういらないもの。そうやって少しずつ手放していけば、自然と心に余白が生まれます。
ちなみに私にとっての断捨離バイブルは、こぐれひでこさんの動画です。
肩の力を抜いて、自分のペースで、自宅を“神社化”していきましょうね。今回は、【自宅の“神社化”計画、始めませんか?】~50歳からの断捨離のコツ~でした。毎日リセット!