「お料理は好きだけど、掃除や片付けは苦手…」
そんな私が、50代になって初めて“片付けって気持ちいい!”と心から思えたのは、自宅のリフォームがきっかけです。
長年しまい込んでいたモノと向き合うことになって、まさに人生の棚卸し中。気づけば、気持ちも少し軽くなっているんです。
そこで今回は、【捨てられる人は幸せになれる?】50歳から始める整理収納術についてお話ししますね。
目次
片付け下手でも大丈夫!整理収納アドバイザーとの出会い
長年手をつけられずにいた押し入れや階段下の収納。扉を閉じておけば中は見えないから、知らんぷり。
けれど、リフォームをきっかけに、ようやく一歩を踏み出すことができたんです。
こんな私でも片付けられたのは、整理収納アドバイザーの水野友香さん(長野市・水野建設)に出会えたおかげです。
整理収納の4ステップで、部屋も心もスッキリ
友香さんが教えてくれたのは、「片付けには順番がある」ということ。
- 不要なモノを取り除く【整理】
- 必要なモノを使いやすく収める【収納】
- 決めた場所に戻す【片付け】
- ゴミやほこりを取り除く【掃除】
なかでも一番大切なのは、最初の『整理』。
「いつか使うは、永遠に来ませんよ!」という友香さんの一言に背中を押されて、クリーンセンターで一気に不用品を処分してきました。
これだけで部屋の空気が一気に軽くなるから不思議です。
家にあるもので整う「私らしい収納」
次に取り組んだのが『収納』です。すぐ100円ショップに駆け込みたくなる私に、友香さんは「まず家にあるものを活用して」とアドバイス。
なるほどと思って見渡すと、以前使っていた木のお皿や、フラワーアレンジメントのかごが目に留まりました。
それらをアクセサリーやコスメの収納に使ってみると、しっくりくる。
見た目にもナチュラルで、自分の生活にちゃんと馴染む。
新品じゃなくてもいい。


むしろ「私らしい暮らし」って、こういうことかもしれないと思えた瞬間でした。
そして収納場所を決めたら、使ったら元に戻す『片付け』だけ。定位置を決めて片付ければ、自然と散らからなくなって、『掃除』もサッと一拭きでOK。ハードルが下がったおかげで、これからも毎日キレイが続きそうです。
モノと心を整えると、暮らしに「ありがとう」が増えていく
忙しいを言い訳に、なかなか片付けが進まなかった私。でも今回のリフォームをきっかけに、要らないものを片付けて、本当に大切だと思うものだけを残しました。
その結果、毎日がとても心地よいのです。家の中にあるすべてのモノに「ありがとう」と言えるようになりました。
捨てることは、ただモノを減らすことではなくって、自分が大事にしたいものに気づき、感謝の気持ちが芽生える。それが片付けから得られる本当の幸せなのだと気づきました。
リフォームが無理でも、整理整頓なら今日から始められますよね。
50代の私たちこそ、モノと心を整えるチャンスです。
『捨てられる人こそ、幸せになれる』
この言葉を胸に、一歩踏み出してみませんか?今回は、【捨てられる人は幸せになれる?】50歳から始める整理収納術でした。毎日リセット!