「便が出なくて、吐き気までするんです💦」そんな切実なお悩みを頂きました。
更年期を過ぎると、便秘が悪化してしまう人も多いよう。そこで今回は、『便秘改善!更年期から始めるウンコー日誌』についてお話しますね。
便秘改善!更年期から始めるウンコー日誌
「うんちは毎日出した方がいい!」こう仰るのは、消化器内科の名医・石黒智也先生です。
「うんちは体には不必要なもの。3日出なかったら便秘だと思って下さい。体の中の毒素は、うんちで出すかおしっこで出すかの2つしかない。それを溜め込んでいると体がどんどん汚れていって、血流まで悪くなってしまいます。血流が悪いと言うことは、疲れたり病気になったり、人によって症状は様々ですが、不快な症状が現れると言うことです」と、石黒先生はハッキリ仰います。
消化器内科の名医が本音で診断 「お腹のトラブル」撲滅宣言!! [ 石黒智也 ]
ちなみに、食べたものがどうやって便になるのか、考えたことはありますか?
私は栄養士の資格を取るために人体の勉強もしましたが、食べたものが胃で消化されたあと、小腸で栄養が吸収され、大腸の活動(伸び縮み)によって便として体外に排泄される仕組みを学びました。
年を重ねると運動量や筋肉量が減ってしまうので、胃腸の活動が鈍くなって便秘がちになってしまう。
石黒先生も、「男性よりも筋力の弱い女性やお年寄りが便秘に陥りやすい」と仰っています。
だからこそ、更年期からの便秘予防がとっても大切なんですね。
「よく食べ、よく噛み、よく動く人ほど、うんちは毎日しっかり出るようになります。ダイエットを気にして食べる量を減らしていては、うんちの材料が少なくて出るものも出ない。そしてよく噛むことは腸に刺激を与えることなので、腸の活動が弱っている人ほど、よく噛むことを習慣にしましょう」
そう石黒先生は仰います。また、自分の便がどんな状態かを記録する『ウンコー日誌』を1ヶ月間記すことも勧めています。
「何を食べて便秘なのか、何を食べたら快便だったのか、その様子を1ヶ月間記録することで、自分の腸の状態がより鮮明に分かり、お医者さんに診てもらう時にもとても参考になります」
実際私もこのウンコー日誌を続けていますが、自分が何を食べたら便秘になって、何を食べたら下痢になるのか予想できるようになったので、コントロールしながら毎日の食事を楽しんでいます♪
(例えば、ビールと焼き肉をたらふく食べた翌日は必ず下痢になります。これは幸せだからOKです!)
ウンコー日誌、まずは1週間トライしてみませんか。そして最後に、以前もお伝えした快便体操もご紹介させて頂きますね。
今回は、『便秘改善!更年期から始めるウンコー日誌』でした。毎日リセット!