『膣ナラ(ちなら)』と言う言葉を聞いたことはありますか?
これは、膣からオナラのような音が出てしまうことを指す言葉で、なかなか周りに相談できずに悩んでいる女性もいるようです。
そこで今回は、『更年期から始める膣ナラ(ちなら)改善法』についてお話ししますね。
更年期から始める膣ナラ(ちなら)改善法
実は先日、松本市周辺で読まれているMGプレスと言うミニコミ紙に「更年期に『いい姿勢』保つ運動」と言う記事で掲載して頂きました。
そのお陰で、地元の女性から多くのメッセージを頂きましたが、その中で、「実は膣ナラに悩んでいるんです…」と言うお言葉を頂きました。
『膣ナラ』とは、下記のクリニックのサイトでも詳しく紹介されていますが、何かしらの原因で膣がゆるんでしまって、膣内に空気が入り、その後、姿勢を変えた時に空気が膣から漏れてしまって、オナラの様な音が鳴る現象のことを言うんですね。
本物のオナラとは違うので臭くはないんですが、オナラのように我慢しようと思っても我慢することもできず、周りに人がいてもそのまま音が漏れてしまうとのこと。
ご自分の身体の変化に戸惑ったと思いますが、一人で抱え込まずに相談して下って、本当にありがとうございます。
女性の場合、膣がゆるむ原因として考えられるのが、『出産』と『更年期による女性ホルモンの減少』です。
出産はどうしても膣に大きなダメージを与えますが、1,2カ月程度で回復して、そのあとに骨盤底筋を鍛えれば元に戻ります。
大変なのは更年期の方で、閉経と共に女性ホルモンが減少すると、お肌だけでなく膣の中もハリや潤いがなくなって乾燥しやすくなるし、筋肉量も低下するので、そのままだと骨盤底筋がどんどん弱って膣もゆるむ一方に…。
ちなみに『膣ナラ』だけではなくって、
1:お風呂やプールに入った後、しばらくして膣から水が出てくる
2:咳やくしゃみをした時、走った時、尿が漏れる
3:尿を途中で止めることができない
こんなことでも膣がゆるんでいるかどうかセルフチェックができます。
今はまだ膣ナラがなくっても、何もしなければ、膣は加齢と共にどんどんゆるんでいきます。今日から一緒に骨盤底筋のトレーニングで膣のゆるみを改善していきましょうね。
あと、反り腰や猫背のまま座り仕事をしていると、膣がゆるみます。骨盤を立てた正しい姿勢を意識して下さいね。
今回は、『更年期から始める膣ナラ(ちなら)改善法』でした。毎日リセット!