更年期は女性なら誰でも通る道だけれど、実は40歳を過ぎた頃から『脳の老化』も始まっているって知っていますか?
今回は、『和田秀樹先生から学ぶ40歳から一気に老化する人』についてお話ししますね。
和田秀樹先生から学ぶ40歳から一気に老化する人
今回、ご紹介したいのがこちらの本です。
【中古】40歳から一気に老化する人、しない人 / 和田秀樹
和田秀樹先生は東京大学医学部を卒業された精神科医ですが、長年、老年医療の専門家として活躍され、多くの患者さんの『脳』の様子をご覧になっています。
脳はどんな動物でも持っていますが、その中で、人として一番発達している脳の部分が、『前頭葉』。
大脳の前方部分のことで、思想や意欲、感情や理性など、人間らしい振る舞いを司っているのがこの前頭葉なんだそうですが、この前頭葉の萎縮が、実は40歳を過ぎた頃から始まるということなんです。
しかも萎縮が進むと、頭蓋骨と脳の間にちょっとずつ隙間ができ始め、その隙間が肉眼で確認できるほどに進むと、意欲や創造性と言った感情が乏しくなって、認知症などの老化が一気に進んでしまうとのこと。
ちなみに「面倒くさい」と思うことが増えてきたり、「まあ、いいか」なんて口癖が多くなっているとしたら、前頭葉の老化が始まっている兆しなんだそう。
(そういえば最近、90歳の父も、「面倒くさいわぁ」ばかり言って、寝てることが多くなってきています💦)
自分で気付いたらすぐに食い止める方法もあるとのことなので、ぜひ一緒に実践していきましょうね。
和田先生曰く、
・行きつけのレストランや居酒屋ではなく、新しいお店に入ってみる
・普段とは違うジャンルの映画やビデオを観る
・お気に入りの洋服以外のファッションを取り入れてみる
など、これまでとは違う『物の見方』や新たな『刺激』に出会うことで、前頭葉の働きを活性化することができると仰っています。
そしてもう一つ、人の意欲に大きく関わっているのが、男性ホルモンのテストステロンで、そのテストステロンを維持するためには、『肉を食べましょう!』とも仰っています。
ちなみにアメリカ人は一日に300gの肉を食べているそうですが、日本人の平均はわずか80g、歳を重ねるとさらに量が少なくなると、和田先生は仰います。
私たち女性も、閉経後は、男性ホルモンのテストステロンのお陰で、アクティブに行動できるんですよね。
よし!今週は新しい焼肉屋さんに行って、ひとり酒を愉しむことにしよう♪
さて、今日も最後にトレーニング動画をお送りしますね。
「面倒くさい」「まあ、いいか」は脳の老化の始まりです。一緒に今日から予防していきましょうね。
今回は、『和田秀樹先生から学ぶ40歳から一気に老化する人』でした。毎日リセット!