知らないと太る『代謝』の話

沢山食べていないのに、最近体重がどんどん増えちゃう💦そんなオトナ女子には、絶対知ってもらいたい『代謝』のお話です。

 

TさんのLINEから

今回は、TさんのLINEをご紹介しましょう。

そうなんですよね~。沢山の量、食べているわけではないのに、若い頃とは違って体重がどんどん増えちゃうし、なかなかついた脂肪が落ちない…ありますよね~。

若い頃は3日ぐらい食べるのをガマンすれば、あっという間に体重が元に戻ったのに、最近、それがなかなかうまくいかない。なんで?なんでなの~!!って、叫びたくもなっちゃいますよね。でも大丈夫!今回は、その悩みについて、しっかり解説しちゃいますからね♪

 

代謝って?

まず、代謝について、お話しちゃいましょう!代謝って聞いたことありますか?「私、代謝が悪いから、太っちゃうのよね~」とか、「代謝が悪いから、全然汗かかないの~」なんて言った会話を耳にしたこともあるかもしれませんが、まずこの代謝、実は3つに分かれるって知っていますか?

DHCが運営する美容・健康情報サイト「オリーブチャンネル」参照

全体のうちの約60%を占めているのが『基礎代謝』。約30%を占めているのが『活動代謝』。そして約10%占めているのが『食事誘発性熱産生』。この3つの代謝によって、私達のカラダは、口から食べたものをエネルギーに変えて活動しているんですね。

3つの代謝

まず『基礎代謝』について。人って寝ている時も、座っている時も、心臓がバクバク動いたり、呼吸したり、カラダの温度を36度5分ぐらいに保っていますよね。

この、な~んにもしていなくても、カラダの機能を保つためにカラダが消費する代謝量のことを、『基礎代謝』って言います。その人が生きていくために最低限必要なエネルギー量なので、これを下回ると命の危機が訪れる~と言うわけです。

続いて『活動代謝』は、これは字の通り!人が歩いたり走ったり運動したり、活動した時に消費する代謝のことを言います。

そして『食事誘発性熱産生』。ご飯を食べたあとって、カラダがポカポカ温かくなるのを感じませんか?あれって、カラダを動かさなくっても、代謝が行われている証拠なんですね。それを、食事誘発性熱産生って言います。

こうして見ると、人の代謝の中で、一番多く占めているのが『基礎代謝』なんですね。つまり、基礎代謝を制した者が痩せられる!ダイエットを制する!!と言う訳なんです。

基礎代謝の変化

その基礎代謝ですが、今度は、厚生労働省のデータを見て下さい。

男性も女性も、なんと10代をピークにして、後はだんだんと下がっていってるんですね。しかも、更年期以降は、10代の約半分!生きている限り、だんだん基礎代謝が下がっていくし、年々太りやすくなるって言うのは当たり前で、更年期以降、若い頃と同じようにダイエットできないのは仕方がないんです💦

 

基礎代謝の使われ方

では、この基礎代謝を最大限に有効活用していくにはどうしたらいいのか?今回は表が多いけれど、今度はこちらを見て下さい!

これは、あのWHOが出しているもので、基礎代謝のエネルギーがカラダで使われていく比率を現したデータなんです。

それによると、実は筋肉よりも代謝が多いのが肝臓!肝臓ってめちゃくちゃエネルギーを使って頑張っているのね~♪て言うことなんです。肝臓は、カラダの中の毒素を排出してくれるために働いている重要な臓器!だから、肝臓の負担を減らして、肝機能を上げてあげると、必然的に代謝のいいカラダを作れるってわけなんですね。

その他、腎臓や心臓などの内臓を元気にすることも大事!ちなみに肝臓に悪いと言えばとお酒が気になりますが、私の『禁酒生活』もちゃんと続いていますよ~❤

そして、その次が筋肉!私もおうちでできる筋トレをご紹介していますが、更年期以降、基礎代謝を上げるにはやっぱりここも押さえる必要がありそうですね。

実は代謝って3パターンあって、その中でも基礎代謝をできるだけ落とさないこと!そのために、内臓の機能をアップして筋肉を増やすことが、更年期以降のダイエットに大切なんですね。今回は、知らないと太る『代謝』の話でした。毎日リセット!