最近話題のミトコンドリアって知ってます?
子どもの頃、理科の授業で聞いたことがある気がするけれど、ミトコンドリアを増やすと、体をいつまでも若々しく保つことが出来るんですって!そこで今回は、『更年期こそミトコンドリアでダイエット♪』をテーマにお話ししますね。
ミトコンドリアとは
さてさて、まずミトコンドリアって何なのかについてお伝えする前に、体の仕組みからお話ししましょうね。
人間の体って、24時間365日、生まれてから死ぬまでずっとエネルギーを使いながら生きているんですよね。
運動する時もエネルギーは必要だし、試験勉強している時も脳をフル回転するためにエネルギーが必要だし、あと、寝ている時だって、心臓や肺や腸など、体の臓器は休むことなく動いているんだから、エネルギーを使っているんですよね。
反対に、エネルギーがなくなったら心臓が止まって死んでしまうわけなんです。私達にとってこれほど大切なエネルギーなんですけれど、じゃ、このエネルギーがどうやって作られるのか知ってますか?
毎日食べている食事から作られる?
そうですよね。普通に考えれば、ご飯を食べたり水を飲んだりしてエネルギーを作っていると思うんですけれど、もう一つ大切なのが、息を吸って酸素を取り入れることもエネルギーを作ることに欠かせないんですって!
そして、そのご飯と水と酸素からエネルギーを作り出す場所が、ズバリ、ミトコンドリアなんです!!
ミトコンドリアは体内のエネルギーの生産工場で、私達が生きていくためにはなくてはならない存在なんですね~。
ちなみにミトコンドリアって、こんな感じです。
これが、私達の1つの細胞に数百~数千個含まれていて、エネルギーを作り出しているそうなんです。
そして、ミトコンドリアの数が少なくなってエネルギーを作る力が衰えてくると、食べたものをエネルギーに変えられなくなってしまうので、中年太りになったり、エネルギー不足で体が疲れやすくなったり、疲れて体を動かさなくなるので、筋肉や関節が硬くなったり、つまり、体がみるみる衰えてくるんだそう。
詳しくは、ミトコンドリアの第一人者、太田成男先生の書かれたこちらの本をご覧頂ければと思います。
体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる [ 太田成男 ]
ミトコンドリアでダイエット♪
さて、ここまで、体のエネルギーの作られ方とミトコンドリアについてお伝えしましたけれど、大事なのは、ミトコンドリアをいつまでもイキイキ元気で数多く保つことですよね~。
じゃ、どうやったら、そのミトコンドリアを保つことができるのか?
だいたい、ミトコンドリアなんて目に見えないし、元気かどうかなんて分からないじゃないですか。でも、実は実は、ミトコンドリアが減ったかどうかを知る目安があるんです!!
それが、ズバリ、『体の冷え』と『体の硬さ』なんです。
ミトコンドリアが減った人ほど体が硬いんだと分かっていて、体が硬くなると、体を大きく動かすことが出来なくなるので、より一層筋肉や関節の動きが悪くなって、さらにミトコンドリアが減っていく…と言う、悪循環に陥ってしまうんですね。
でも、反対に言えば、今まで硬かった筋肉や関節が多い人ほど、体を柔軟にすればミトコンドリアが元気になってどんどんエネルギーを作り出してくれるわけですから、体がみるみる若返っていくんです!
ミトコンドリアと体の硬さの関係については、大阪生まれの柔道整復師&鍼灸師の今村匡子先生が書かれたこちらの本に詳しく書かれています。
「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし
私が今まで感じてきた、体の奥の筋肉・遅筋(ちきん)を動かすとなぜ自然と体がホッソリするのか、(それはミトコンドリアが元気になるからなんですね♪)その理由もこの本を読んでしっかり理解することが出来て、私のバイブルともなっています。
毎日少しずつ筋肉や関節をほぐして、元気なミトコンドリアを、これからも一緒に育てていきましょうね♪
まとめ
若い頃と同じように食べてるのに、最近どんどん太っちゃうのよね~💦そう感じたら、それはミトコンドリアが減っているからなんです。
・ミトコンドリアは体内のエネルギーの生産工場
・ミトコンドリアが減った人ほど体が硬い
・筋肉や関節を柔軟にすることで、ミトコンドリアが育つ
特に内もも(内転筋)には、多くのミトコンドリアがみっちり詰まっているので、私はこのトレーニングをオススメしますよ♪
今回は、『更年期こそミトコンドリアでダイエット♪』でした。毎日リセット!