女性は年をとると骨が弱くなりやすいって聞いたことはありませんか?今回は、『骨密度を上げよう!50代からの骨粗しょう症対策』をテーマにお話ししていきますね。
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症、今までに聞いたことはあるとは思いますけど、簡単言うと、骨が弱くなってしまう病気のことなんですね。
骨密度って言葉があるでしょ。これは字の通り、骨の密度のことなんですが、これがどんどん減ってしまってスカスカのスポンジ状態になってしまうのが骨粗しょう症なんです。
骨粗しょう症と聞くと、まだまだ私には関係ないわ~とか、もっと高齢者のお話でしょう~と思う人も多いと思うんですけれど、実は40代の後半から、骨量と言うのは徐々に低下していっていて、50代の女性の9人に1人、60代の女性の3人に1人、70代の女性の2人に1人が骨粗しょう症だと分かっているんですって。
出典:https://www.kohjin.ne.jp/liaison/liaison_02/contents_0201.html
しかもこの骨粗しょう症と言うのは、自分で自覚ができる症状がほとんどなくって、静か~に進行していくと言うから、怖いですよね~💦
人生100年時代と言われているのに、骨もどんどん老化していって、ちょっと転んだだけで骨折!なんてことにも・・・。だからこそ、更年期のうちから対策をしていくことがとっても大切なんですね。
女性ホルモンと骨の関係
骨の健康を守ろう!って言うと、カルシウムを摂ろうとか日光に当たろうとか思う人も多いと思いますけど、それ以上に考えないといけないのが、女性ホルモンとの関係なんですね。
実は、女性ホルモンは、骨からカルシウムが溶け出してしまうのを防ぐ働きがあって、若いうちは元気な骨を維持してくれるんです。
でも更年期になって女性ホルモンが急激に低下してしまうと、骨密度が一気に減ってしまって、男性よりも骨粗しょう症のリスクが高くなってしまうんです💦
ただし、この骨粗しょう症は、ライフスタイルや食事習慣で予防したり、改善したりすることができると、IOF・国際骨粗しょう症財団でも報告されています。今から一緒にできること、考えてみましょうね。
骨密度を上げるコツ
骨密度を上げるコツとして、まずは、バランスの良い食事を摂ること!特に骨を作ってくれるカルシウムやビタミンDを、更年期以降は意識して摂るようにしましょうね。
カルシウムは、牛乳や小魚などで摂取できるけれど、私はサプリメントを愛用しています。
またビタミンDは、キノコ類や青魚などに含まれていますよね。あと、ビタミンDって、太陽の光を浴びることで体の中で作られるので、1日15分ぐらいウォーキングをするといいんです!
そして、定期的に運動をすることも大切です。骨は衝撃を与えることで強くなっていくし、運動によって筋力が付いたりバランス力がつくと、転倒&骨折を防ぐこともできるので、いいことずくめなんですね。
ちなみに私のオススメの運動は、あの鎌田實先生の本の中に紹介されている【かかと落とし】です。
鎌田式 「 スクワット 」 と 「 かかと落とし 」 70歳、医師の僕がたどり着いた [ 鎌田 實 ]
ポイントは、ただかかとを落とすだけではなくって、先につま先を上げてからかかとを落とすことで、すねの筋肉も育って、転倒予防につながること!
簡単でいつでもできるので、歯磨きの時やキッチンでお料理している時など、ちょっとした時間に1セット10回、ぜひやってみて下さいね。
その他、タバコやアルコールはカルシウムの吸収を阻害してしまうそうなので、更年期以降はほどほどにしましょうね。
いかがでしたか?今回は、『骨密度を上げよう!50代からの骨粗しょう症対策』と題して、『骨粗しょう症とは』『女性ホルモンと骨の関係』『骨密度を上げるコツ』についてご紹介してきました。
寿命がのびてせっかく長生きできるようになったからこそ、楽しんで生きていけるように、骨も丈夫にしていきましょうね。毎日リセット!