更年期こそ、朝のチューニング!『足指&足首ほぐし』

朝から元気に1日を過ごしたい!そんなあなたには、もってこいのお話です。

 

お客様のLINEより

今回は、お客様のMさんから頂いたこちらのLINEからご紹介しましょう。朝、起きた時、体がなんだかオモダルい。しかも、以前手術した左足もちょっとしびれている…。何か私にできることはありませんか?と言うメッセージです。

若い頃は、朝起きて、腰が痛い、足がしびれるなんて言う感覚は一切なく、『あー、よく眠った!!』で一日が始まっていたと思いますが、最近、朝起きた時、体のどこかが痛い…そんなことってありませんか?私も、学生時代、バスケットボールをやっていた時にねん挫した左足首が、朝、痛いことがあるんですよね…。これも歳だから仕方がない💦と思っちゃうかもしれませんが、イエイエ、どうかそこであきらめないで!出来ることはいっぱいあるんですよ。

 

朝の痛みはなぜ起こる?

どうして朝起きた時、体が痛むのか?私はうちのお客様によくこんなお話をしています。寝ている時は、体をほとんど動かさないので、体が硬くなる。血流も悪くなる。しかも朝方は体の温度が一番低くなっていて、体が冷えるので、起きた時は体がこわばっていて、弱い部分に痛みやしびれが出たりする。

ちなみにしびれと言うのは、痛みの弱い状態です。日中は、朝感じたこの痛みやこわばりをほとんど感じないと仰る方が多いのですが、それは、朝から体を動かしていって体中の血流が良くなったから!血流が良くなると、体中に栄養や酸素が巡って、体温も上がって、しびれや痛みも和らいでいくんですね。(きっとこれを読んで、ウンウンとうなずいている方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?)

夜寝て、体を休ませているのに、なぜ朝起きた時に体が痛いのか?オモダルいのか?難しく考える前に、まずは痛みが出たりしびれたりしている部分を自分の手で触ってみて下さい。冷たくありませんか?硬くありませんか?腫れていませんか?ぜひ体の左右同じ部分を触ってみて、自分の体の左右の違いを確かめてみて下さいね。

 

血流を良くするとは

『血流を良くする』と言う言葉、よく聞きますが、改めて考えてみるとどういうことなのか分かりますか?私が敬愛するきくち体操の菊池和子先生の著書には、こんな言葉が載っています。「血管は筋肉でできています。ご存知でしたか?血管は腸や心臓と同じで私たちの意思で動かすことはできません。でも、全身にめぐらされた血管の多くは筋肉の中を通っているので、筋肉を動かすことで血管も動き、血液の流れが良くなっていくのです。血管を動かせば、血管は丈夫に育ち、血液もしっかり流れるのです。」

菊池先生が仰る通り、血流を良くするには、筋肉を動かせばいいんです。どうか難しく考えないで下さい!考え込む前に、まずは筋肉を動かしてみましょう♪

 

朝のチューニング・足指&足首ほぐし

さ~て、朝起きてすぐに筋肉を動かすなら、まずどんなことから始めればいいんでしょうか?私はお客様に『足指&足首ほぐし』をお勧めしています。これだったら、お布団の中でも、ベットの上でも出来るでしょ。ぜひ動画を見ながら、一度やってみて下さいね。

私の娘は吹奏楽部でクラリネットをやっていますが、演奏前は、必ず音出しをして、チューニングをして、ステージに立っています。いい音を出すには、それが当たり前なんですね♪

私達も、硬くなった体のまま布団やベッドから出てすぐに動き出すんじゃなくって、体のチューニングをしてから動き出した方が、きっと1日、いいパフォーマンスを得ることができるんじゃないかしら。足指&足首ほぐしに慣れてきたら、もう少しだけチューニング時間を増やしていってもいいですよね。

朝、体が硬いなら、ほぐせばいい!ぜひ朝のチューニングを習慣にしてみて下さいね。今回は、『更年期こそ、朝のチューニング!足指&足首ほぐし』のお話でした。毎日リセット♪