デリケートゾーンの話って、なかなかお友達ともしないと思うんですけど、でも、最近、かゆみやニオイが気になったりしていませんか?今回は、『更年期のデリケートゾーンの付き合い方』のお話です。
自分のデリケートゾーン
デリケートゾーンって言うと、その言葉だけで抵抗感や嫌悪感を抱いたりする女性もいらっしゃると思います。
でも、デリケートゾーンだって、自分の体の一部なんですよね。顔や手や足と一緒!
決して恥ずかしい部分ではないんですよ。隠したい!と言う視点はそろそろ卒業して、一度鏡で見てみるのも大切なことだと思います。
色や形はもちろん、清潔に保てているのかしら?とか、通常の場合ってどういう状態なんだろう?なんてことも知っておくと、逆に異常が起きた時に早く気が付くことができるでしょ。
デキモノができたり、痛かったり痒かったり、今後何かしらのトラブルが起こる可能性もありますからね。ぜひ自分の体の一部として、フラットに捉えて頂けたらって思います。
デリケートゾーンのニオイ
更年期を過ぎると、デリケートゾーンのニオイが気になる女性も多いようです。
ニオイの原因と言うのは、汗とか生理の経血とか、おりもの、自分の皮脂、尿、便など様々です。
特にデリケートゾーンは、下着やナプキンがずっと密着しているような環境なので、常に湿気が多くって通気性が悪くって蒸れやすいので、とっても雑菌が繁殖しやすい場所でもあるんですね。
でも、そのまま雑菌が繁殖してしまったら大変!!
だから膣の中には、雑菌を追い出してくれる常在菌がいるんです。
その名も、『デーデルライン桿菌(かんきん)』。
膣の中に雑菌が入っても炎症を起こさないように酸性を保ってくれているそうで、健康な人のデリケートゾーンのニオイは、少し酸っぱいようなニオイがするんですね。これは異常ではないので、安心して下さいね。
更年期の膣の変化
さて、今お伝えしたように、デリケートゾーンのちょっと酸っぱいニオイはどんな女性にとっても当たり前のニオイなんですが、それとは違う何か嫌なニオイがしたら、本気のケアをそろそろ考えた方がいいかもしれませんよ💦
更年期に入る40代からは、体の中で女性ホルモンが急激に減少していってしまうんですけれど、女性ホルモンは、私達の肌の潤いや粘膜の潤いを保ってくれる役割もあるんですね。
なので更年期になると、顔と同じように、体の粘膜の部分、例えば目や鼻の中、そしてデリケートゾーンも乾燥しがちになってしまうんです。
するとおりものや粘膜の潤いが減ってしまって、自分の膣をキレイにしてくれる働き(自浄作用)が弱くなってしまうので、雑菌が増えやすくなってニオイもきつくなってしまうんですね。
もし以前とは違う嫌なニオイがしたり、膣がかゆくなったりしたら、ちゃんと自分のデリケートゾーンと向き合って、これからお手入れをしていきましょうね!
デリケートゾーンのお手入れのポイント
じゃ、一体どうすればいいのか?
まずは、清潔に保つことが大切です。
お風呂に入った時に洗いますが、ニオイを消したいからって、ゴシゴシ膣の中まで洗っちゃ絶対にダメですよ!
さっきもお伝えしたように、膣の中には、膣を清潔に保ってくれる常在菌がいるのに、それを洗い流してしまったら、逆に雑菌が増えてニオイがきつくなることもあるそうなんです💦
また、デリケートゾーンの肌は繊細なので、優しく手でお湯洗いして下さい!
専用のソープも出ているようですが、更年期の場合、デリケートゾーンが乾燥しやすいので、ソープにも敏感に反応しちゃうこともありますからね。毎日お風呂に入っている女性がほとんどだと思うので、お湯を使って優しく手で洗い流してあげましょう。
そして洗った後は、クリームやオイルなどで、乾燥を予防しておきましょうね。ちなみに私は、メルヴィータのアルガンオイルを使って毎晩ケアしています。
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その他、生活習慣が乱れると、常在菌の働きが悪くなってニオイがきつくなったりもするそうですし、これからの時期は、通気性の良い下着を選んだり、生理用品やライナーを小まめに変えることでニオイが抑えられます。
あとは、尿もれのニオイが心配💦と言う方は、骨盤底筋のトレーニングを習慣にして、尿もれ自体を改善していきましょうね♪
いかがでしたか?デリケートゾーンは大切な自分の体の一部です。
恥ずかしがらずに、怖がらずに、更年期の今こそちゃんと向き合って大事にケアしていきましょうね。今回は『更年期のデリケートゾーンの付き合い方』でした。毎日リセット!