【初夏に整える女性ホルモンと腸】~梅雨前に始めるリセット習慣~

5月の終わり、心地よい春の陽気から湿気の多い梅雨へと移り変わるこの時期。

気圧や気温の変化に加えて、体の重だるさや肌荒れ、便秘など「なんとなく不調」を感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、【初夏に整える女性ホルモンと腸】~梅雨前に始めるリセット習慣~についてお話ししますね。

梅雨の「胃腸疲れ」はゆらぎのサイン

梅雨は湿度が高く、体に水分がたまりやすい季節。

そのため、消化力が落ちやすく、胃腸が疲れやすいタイミングです。

「食欲がない」「胃が重い」「便秘や下痢をくり返す」といった症状は、まさに腸からのSOS!

こうした梅雨の胃腸疲れが慢性化すると、女性ホルモンのバランスにも影響を与え、肌の調子やメンタルにも不安定さが出やすくなります。

だからこそ、梅雨前の今、腸内環境を整える食習慣を意識することが、体と心のゆらぎケアに繋がるのです。

「よく噛む」「口の中で離乳食を作る」意識がカギ

腸を整える食事というと、「何を食べるか」につい目がいきがちですが、実は「どう食べるか」がとても重要です。

なかでも注目したいのが、『よく噛む』という基本中の基本。

噛むことで食べ物が細かくなり、唾液と混ざり、『口の中で離乳食を作る感覚』が生まれます。

これは、胃や腸への負担を減らして、スムーズな消化を促す効果があります。

ちなみにうちのお客様には、その場でご飯をよく噛む体験』をして頂きます。

皆さん驚かれますが、30回では、全く離乳食にはなりません。

30回ぐらいでたっぷりの唾液が出始め、80~100回噛むことで、ようやくドロドロの離乳食状態になります。

この『ご飯をよく噛む習慣』を、初めの3口意識してやって下さいとお願いしています。

忙しい毎日でも3口だったら出来ますし、ゆっくりと噛むことで「満腹感」も得やすく、ダイエット中の女性にもおすすめです。

梅雨前の“リセット食”提案

湿気が増えるこの時期は、体の「水はけ」が悪くなり、胃腸の働きも鈍りがち。

そんなときこそ、腸をリセットするシンプルな食事が効果的です。

おすすめは、発酵食×旬の野菜の組み合わせ!

例えば、ぬか漬けや味噌汁に初夏野菜(きゅうり、みょうが、青じそ)をプラスするだけでもOKです。

そしてもう一つおすすめなのが、麹納豆!

作り置きが出来るので、ご飯のおかずにも夜の晩酌のお供にも最適ですよ。

和の食材は、体に負担をかけず、腸にやさしい「梅雨ごはん」の代表です。

変化の季節を穏やかに過ごすために

体調や気分が揺らぎやすい初夏こそ、腸を整えるチャンスです。

毎日の食事を少しだけ意識することで、女性ホルモンのゆらぎを受け入れながら、健やかな自分を取り戻していきましょうね。

今回は、【初夏に整える女性ホルモンと腸】~梅雨前に始めるリセット習慣~でした。毎日リセット!