春になって真っ白な軽やかなブラウスを着られるようになったけれど、ふと鏡に映った自分の後ろ姿に、ドキッとしたことはありませんか?
「丸まった背中」や「もたついた肩まわり」。
実はそれ、更年期を迎えた体の変化のひとつかもしれません。そこで今回は、【更年期の後ろ姿対策】肩甲骨が若返りスイッチ!褐色脂肪細胞の秘密についてお伝えしますね。
目次
「最近、背中が老けて見える…」その原因は“肩甲骨”かもしれません
更年期を迎えると、「なんだか後ろ姿が老けた気がする」「体重は変わらないのに、シルエットが変わった」そんな変化を感じる方も多いのではないでしょうか。
実はその原因のひとつが、肩甲骨まわりの筋肉の衰えや可動域の低下。特に、デスクワークやスマホの使いすぎで猫背が習慣化している人は要注意です。
肩甲骨まわりが固まると、背中が丸まって、首が前に出て、後ろ姿がぐっと老け込んで見えてしまいます。
褐色脂肪細胞がカギ!更年期の代謝を助ける“痩せる脂肪”とは?
そこで注目したいのが、肩甲骨周辺に多く存在する「褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)」という特殊な脂肪細胞です。
この細胞、実は熱を生み出して体を温める働きがあって、活性化することで基礎代謝をアップさせ、脂肪を燃焼しやすい体質に導いてくれます。
年齢とともに代謝が落ちやすくなる更年期世代にとって、この褐色脂肪細胞をいかに活性化させるかは、美と健康のカギを握る重要なポイントなんです。
肩甲骨を動かして、猫背をリセット!今日からできる簡単ストレッチ
褐色脂肪細胞を活性化させるには、肩甲骨まわりを積極的に動かすことが大切。そこでおすすめしたいのが、以下のような簡単なストレッチです。
【肩甲骨ストレッチ(1分)】
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あぐらをかいて背筋を伸ばして座り、両手を肋骨にあてる。
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まずは左右、そのあと体を斜めにし、ここでも左右にストレッチ。
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次に、肘を内側に回す。外側に回す。
- 肩先に手を置き、大きく一回転。
このストレッチを毎日の習慣にするだけで、猫背改善・代謝アップ・姿勢の若返りという3つの効果が期待できます。
更年期の“後ろ姿年齢”は自分で変えられる!
「姿勢が変わるだけで、なんだか若々しく見える」
それって、実は本当のこと。特に、後ろ姿は年齢が出やすいパーツだからこそ、少しの意識で大きな差がつきます。
肩甲骨を意識するだけで、褐色脂肪細胞が目覚めて代謝も上がりやすくなり、更年期にありがちな“なんとなく太った・疲れやすい”という悩みにもアプローチできます。
まずは今日、1分間ストレッチを試してみてくださいね。その一歩が、5年後、10年後の“後ろ姿年齢”に大きな差を生むはずです。
今回は、【更年期の後ろ姿対策】肩甲骨が若返りスイッチ!褐色脂肪細胞の秘密でした。毎日リセット!