へバーデン結節って知っていますか?
手の指の病気で、更年期辺りの女性に多く見られるんですって。最近、指先がこわばるなぁなんて感じていませんか?
今回は、『へバーデン結節から見るオトナ女子の血めぐり健康法』についてお話ししますね。
へバーデン結節から見るオトナ女子の血めぐり健康法
私が司会を務めるレストランウエディングで、サービスの仕事をされている40代の女性から、「最近、指が曲がってきて、見せるのが恥ずかしいんです💦」って相談をされました。
また昨日は、友人から同じような話が。。。
どちらも『へバーデン結節』だということなんですが、どんな症状かご存知ですか?
へバーデン結節は、手指の爪側の関節のうち、第1関節が腫れて痛みが出たり、曲がって変形してしまう病気なんですね。
実は私の母もへバーデン結節でしたが、よくよく調べてみると、女性ホルモンの1つ『エストロゲン』の減少が大きく関わっていることが分かっているそうで、女性ホルモンが一気に減少する更年期以降のオトナ女子に多い病気なんだそう。
上記の記事に登場する手の外科・岩城哲修先生によると、へバーデン結節で悩んでいる患者さんには、エストロゲンを補うという意味で、エストロゲンによく似た構造を持つ大豆イソフラボンの代謝物・エクオールのサプリメントやホルモン補充療法を勧めていらっしゃるそうです。
また、私がこの記事で一番注目したのが、実はこの部分なんです!
『エストロゲンには、さまざまな組織を滑らかに保つという作用があります。そのため、エストロゲンが減少すると筋肉と骨とを結びつけている腱、軟骨などが硬くなってしまう。同時に骨と骨をつないでいる靭帯が厚く硬くなって縮こまる。すると、骨と骨が強く引っ張られることで関節に圧力がかかり、軟骨が破壊される理由になる』
つまり、女性は生理が終わって女性ホルモンの分泌が減少すると、関節が硬くなって動きにくくなるし、どんどん体が縮こまってしまうんですね。
へバーデン結節だけじゃなくって、背中が丸まるのも、変形性膝関節症になるのも、自然の摂理なんです💦悲しいことだけれど、私の母の指や身長がどんどん丸まって縮んでしまったのは、女性ホルモンの減少が原因だったんです。
でも、でも待って下さい!
私が敬愛する菊池和子先生も草笛光子さんも、90歳を迎えるというのに、こんなにも美しいんです!!背中もピンとしているし、指だって真っすぐで美しい♪
そんな二人の共通点は、『運動を習慣にしていること』
関節が硬くなるのは自然の摂理だけど、毎日こつこつストレッチや運動をして関節を伸ばしていたら、きっと縮こまってしまう予防もできるんじゃないかしら?
そこで今回は、菊池和子先生の本に載っている指先のマッサージをご紹介しますね。
手の外科・岩城先生も「寒い時期に痛みが出やすいので、冬は手袋をするなど、出来るだけ手を温めたほうがいい」と仰っています。
伸ばして温めて血をめぐらせて、大事な体を一緒に守っていきましょうね。今回は、『へバーデン結節から見るオトナ女子の血めぐり健康法』でした。毎日リセット!