今回は、姿勢のことだったら何でも知ってるよ~と言う人は、読まなくって大丈夫です!
IさんのLINEから
今日はIさんのLINEからご紹介しましょう。
Iさん、骨盤を立てる正しい姿勢の意味が分からないって、正直に話してくれてありがとう。
美容系のInstagramやYouTubeを見ていると、脚痩せも下腹スッキリも、すべて正しい姿勢が重要だと書かれているので、美姿勢=美しさの秘訣だと気付いている人も多いと思うけれど、沢山の情報が載っていても、何が正しいのか分からない人もきっといると思うんです。
でも、今は分からなくって大丈夫!
今まで国語や数学だったら教えてもらったことがあるけれど、学校の先生にも保健室の先生にもお医者さんにも、『正しい姿勢』って教えてもらったこと、ありませんよね?
教えてもらえていなかったんだもの、分からなくって当然なんです!!
だから、これから一緒に、正しい姿勢の勉強をしていけたらって思います♪
フランスで学んだ姿勢事情
30歳になった時、1歳半の娘を連れてフランスを旅したことがありました。
美味しいワインやチーズに感動したのはもちろんですが、今でも覚えているのが、黒のノースリーブワンピースを素敵に着こなした年配のマダムの姿。
お顔には年相応のシワが刻まれていましたが、スッと姿勢よく立ちながら腕組みし、常連客らしき人とお喋りしている様子は、まるで映画のワンシーンのようで、「私もあんな風に歳を重ねたいわ♪」と、今でもその姿が目に焼き付いています。
フランスでは、農家民宿と言って、農家のオーナーが営む自宅兼民宿に滞在しましたが、そのオーナー曰く、美しい姿勢と食事のマナーができない子供は、レストランには決して連れて行かず、一人でお留守番させるとのこと!
小さな頃からこうやって厳しく姿勢やマナーを身に付けることで、きっと大人になってからも美しい姿勢を保つことが自然にできるんだろうなぁと、あのマダムの姿を何度も思い返す私です。
日本人の姿勢は悪い?
猫背だったり、腰が曲がっていたり、日本人は欧米人に比べて姿勢が悪いイメージがありませんか?
実はこれ、日本人はもともと、腰の骨と太ももの骨をつなぐ大腰筋(だいようきん)と言う筋肉が欧米人よりも細くって、猫背になりやすい人種なんですって!
ちなみに大腰筋とはこちらの筋肉です。
反対にこの筋肉がしっかりしていると、体を正しい位置でキープできるので猫背にならず、お尻の筋肉もきちんと使えて、余分な太ももの力を使わないので、スラッと細くてキレイな脚になるそうです。
ちなみに、黒人の大腰筋は日本人の2~3倍太いよう。
だからこそ、オリンピックの陸上選手を見ても、黒人選手は姿勢がいいし、お尻もギュッと盛り上がっているし、脚も細くてしなやかなんですね~。日本人と欧米人じゃ、もともと筋肉の太さが違うんだから、全く同じような姿勢にはならないんですね💦
正しい姿勢
それでも、諦めるのはまだ早い!!
日本人だって、草笛光子さんや菊池和子先生やマダム・チェリーのように、美しい姿勢で年を重ねる女性もいるんです!
簡単に諦めないで、まずは、正しい姿勢について理解しましょう。
これ、ピラティスを学ばれた人なら、誰でも正しく教えてくれるはずですよ。足首の真上、床と垂直の位置に骨盤がきます!
いかがでしたか?
家も土台が傾いていたらいい家が建たないように、人も足首が歪んでいたら、体を真っすぐに立てることが出来ないんです。
私も学生時代、バスケで左足首に大ケガをしたので、今でも左が歪みやすいし、筋肉も明らかに左の方が弱いんです💦でも、諦めずに自分の弱点を知って、トレーニングを続けています。
左足首の大ケガ、2度のむち打ち、太ももの前にばかり体重をかけてきたハイヒール生活。
正しい姿勢なんて全然知らなかった私でも、こうして50歳過ぎて正しい姿勢がとれるようになったんです。
Iさんだって、諦めなければ、必ず正しい姿勢が実感できますよ!
これからも分からないことは、どんどん聞いて下さいね。今回は『正しい姿勢を知りたいあなたへ』でした。毎日リセット!